AppleWatchのアプリは30秒くらいでスリープしてしまいます。そのため、Twitterなどのアプリで長い文章を入力することができません。以下は、この制限を回避する方法です。
- iPhoneの連絡先にツイート用の項目を追加する
- Gmailを設定する
- IFTTTを設定する
iPhoneの連絡先にツイート用の項目を追加する
まずiPhoneの「連絡先」に、例えば「植田ツイート」のような項目を追加します。
そして、追加した項目のメールアドレスを、例えば「ueda.tatsuro+tweet@gmail.com」のように設定します。
私はGmailの連絡先を使っているので、そこに追加します。
iPhoneの連絡先に追加されていることを確認します。
(Gmailの連絡先への変更が反映されない場合は、Gmailの連絡先のページをリロードすると反映されたりします。)
まず、iPhoneのSiriで呼び出せるか確認します。
次に、AppleWatchで呼び出せるか確認します。
サイドボタンで呼び出す「友だち」に追加しておくと、呼び出すのがラクです。
Gmailを設定する
次に、Gmailの設定をします。ueda.tatsuro+tweet@gmail.com宛てにメールが来たら「ツイート」というラベルを付けるようにします。これはフィルタで設定します。
いちばん下へ行き「新しいフィルタを作成」をクリックします。
「To:」をツイート用のメールアドレスにします。
自動的に「ツイート」のラベルを付けるようにします。ついでに「既読にする」もチェックしておきましょう。
IFTTTを設定する
最後に、IFTTTで「特定のラベルのメールが来たらツイートする」というレシピをつくります。
まず「Create Recipe」。
先にトリガーを設定します。
トリガーはたくさんあるので「gma」と打って絞り込みます。そして、Gmailをクリックします。
受信箱に特定のラベルのメールが届いたらトリガーがかかるようにします。
ラベルの文字列を設定します。
次に、トリガーがかかったときのアクションを設定します。
アクションもたくさんあるので絞り込みます。
アクションの内容は「ツイートする」です。
ツイートする文にメールの本文である「BodyPlain」を追加します。
「Subject」は消して、アクションのできあがりです。
トリガーとアクションができたら、レシピのできあがりです。
それではAppleWatchからツイートしてみましょう。
「植田ツイート」を選びます。
右下のメッセージをタップ。これ、押しにくいですよね。私はアイコンの左下を狙って押すようにしています。
定型句は使わず、音声入力します。
入力時間はたっぷりあるので、ゆっくり音声入力しましょう。
ツイートできました!(IFTTTが自動的に走るのを待たなくても、レシピを「Check」すればすぐに走ります。)
おわりに
今回はTwitterを例にレシピをつくりましたが、EvernoteやRemember the Milkなど、いろいろ応用が利きます。
特にEvernoteは件名でいろいろ設定できます(「ノート名 @ノートブック名 #タグ !リマインダの日付」)。アイデアやTodo、リマインダなどを別々に設定するのも良いかもしれません。
ちなみにEvernoteの場合はIFTTTのアクションを「Evernote」ではなく「Gmail」にして、件名をうまく設定しましょう。ノートブックはレシピを走らせる前につくっておきましょう。また、件名と本文とが同じだとうまく動きません。気をつけて下さい。
最後に、このやり方のいけてないところは、Gmailの受信箱にメッセージが残ってしまうことです。もっといい方法がありましたら@weed_7777まで教えて下さいw。